OS Xをいれてみようじゃないか

VGN-TZ で OS X が動くという妄想のページのようです。

2008年11月8日土曜日

speedstep, works

mobile PC には必須な speedstep がようやく動いた。
http://code.google.com/p/xnu-speedstep/ で配布されてる kext を放り込むだけの簡単レシピ。

sysctl -a|grep cputhrottle とすれば各種情報が参照できる。

kern.cputhrottle_curfreq: 800
kern.cputhrottle_curvolt: 908
kern.cputhrottle_freqs: 800 1200
kern.cputhrottle_factoryvolts: 908 924
kern.cputhrottle_ctl: 1549
kern.cputhrottle_auto: 1
kern.cputhrottle_targetload: 30

ちょっと cpu に負荷をかけると、kern.cputhrottle_cpufreq が変化するのが確認できる。

2008年11月3日月曜日

HFS+ 上のファイルの attribute の変更

HFS+上のファイルの可視属性の調整は、/Developer/Tools/SetFile -a {V|v} でできる。おもに、UNIX的なファイルで Finder から見えて欲しくないといった場合に便利である。続く引数 V で invisible, v で visible となる。

2008年10月29日水曜日

NO MORE LEGACY

やや。いつのまにやら -legacy オプションなしでもブートできるようになった。
ためしに Chess.app を動かすと、あれま、ちゃんと 64bit cocoa で動いている模様。

はてはて。EFI のせいか、それとも 10.5.5 になったからかよくわからないけど、動いた。

NO MORE LEGACY!
とか思いつつ、type T なんで PATA だったりして。

2008年10月24日金曜日

10.5.5 への道

どうにもやりたいことが 10.5.4 以上を要求するもので、しぶしぶ 10.5.5 への移行をすすめることにした。まずは Ubuntu でブートして MacOS が入ったパーティションを TimeMachine もなんのその、護送船団よろしく丸ごと dd でバックアップした。あとはEFI Guru こと netkas さまの教えに従えば、10.5.2 から、10.5.5 はあっという間にアップデートをすることができた。実に簡単である。

10.5.5の素晴らしいところは、AppleIntelIntegratedFrameBuffer がそのまま動くのだ。白い artifact(豆腐と言うべきか)もなく、乱れもない。起動時に何度もオフセットがずれ見苦しいこともない。VAIO の BIOS は VESA 解像度の XGA としか宣言してないので、起動画面から画面いっぱいには出来ないが、SwitchRes X であらかじめ設定を仕込んでおけばちゃんと Finder 起動前には画面いっぱいの Mac になってくれる。

Vista と Mac

使い古されたセンセーショナルなタイトルであるが、決して OS 同士の二項対立的な意見を書くわけじゃない。

10.5.2 Graphics Update あたりから、苦労してついていくのが馬鹿らしくなり、ほったらかしにしていた MacOS X であったが、どうしても MacOS X じゃないとできないことがでてきたので、再びチャレンジしてみている今日この頃である。

僕の type T にはあらかじめ Vista が入っている。以前は PC など買えばまず Linux を試したものだが、今ではなんだかふつーに何でも動いてしまうものでまったく面白くなくなってしまった。もう io port も、IRQ なんかを気にしないのはもちろん、ドライバまで当たり前のように揃っちゃってるんだものつまらないったらない。
で、そんな背景もあって、type T で Mac なんていう暇つぶしに興じていたわけだが、ひととおり動かし、飽きて、触らなくなってもそれはまだ入ったままだった。そのせいで一点ハマった問題があるのでご紹介。

どうやら Vista 様は MBR とかに気に食わないものが書いてあると駄目らしいのだ。何が駄目かというと、Vista SP1 をインストールしようとすると意味不明のエラーでもって終了してしまう。エラーコードは忘れてしまった。そのコードだけでぐぐってみても何だか見たことないようなサービスをデフォルト起動しておくと直ったとかそんな記事しか見当たらなく、そんな情報に縋り幾度となく僕は SP1 をインストールしてみては失敗し、を繰り返してきた。もう屈辱である。

さて、問題は何かというと何やらディスクの暗号化うんたらのために MBR からして Vista クリーンじゃなくてはいけないらしい。そのことを耳にした僕は、あきらめ半分ながらもさっそくブートローダだけを復帰させ SP1 を試した。そして再起動することを幾度か経ると、なんといままでアホかというくらい失敗していたインストールがいとも簡単にとおるではありませんか。

ということで、Grub などなど Vista 外のブートローダを利用する際には、Vista とは仲良くできないことをすべての物好きは知っておくべきだ。対策としてはブートセクタだけ Vista にもっていき、bcdedit でブートできるようにするのが吉のようである。

ここで不思議なのが純正 Mac では当たり前に使える bootcamp。これは如何様にしてこの問題を回避しているのか実に興味がある。
--
追記
インストール失敗時に出力されるエラーコードは 0x800f0826 だった。

2007年12月2日日曜日

バッテリいたわり充電モードの怪

バッテリいたわり充電モードは起動時に TCP 199.7.48.72:80 にアクセスしようとしている。
ふつうのブラウザでアクセスしたら、0x30 0x03 0x0A 0x01 0x01 とかいうデータがとれた。
ふーむと考えること三秒。どうやら最初はアスキーコード。0 なあたりデータのバージョン?続く0x03は後続のデータサイズ。意味不明だけど...あんまし気分がいいもんじゃないね。

2007年11月11日日曜日

Motion Eye

動くんだ。これが。さすがUSB。インストール直後のアカウント設定で、なんだかみすぼらしい人間が出てるなあと思ったら自分な訳で。ロンドンでガラスに映るみすぼらしい自分の姿を見た夏目漱石のごとく驚いた。

Felica リーダ

。。。

WiFi

IPW 4965AGN とかいうやつ。とりあえず動きません。そこらから拾ったドライバは Kernel Panic になる。
これも書くしかないなぁ。

Bluetooth

You have nothing to do!

2007年11月10日土曜日

Touchpad & Keyboard

とりあえず、動く。Touchpad はマウスとして、キーボードはもともとあちらの国配列なので問題なし。

でもときどきデータのとりこぼしがあるみたい。キーが連続したり、Shiftキーが押されっぱなしになったりする。dmesg でみるとよくわかんないデータがきたっていっている。きっとsynaptics的なデータがわかんないみたい。ドライバ書かなきゃかな、これは。

Ethernet

sub vendor などの情報が一致しないので補完する。
vi System/Library/Extensions/IONetworkingFamily.kext/Contents/PlugIns/AppleYukon2.kext/Contents/Info.plist

<string>0x00ba11ab</string>
のラインを、
<string>0x00ba11ab 0x900e104d</string>
に書き換える。

Audio

BrazilMac-9a581-patch.zip に含まれるドライバを使ってナイスチュータに従って編集。

要約すると、
1. AppleAzaliaAudio.kext を /System/Library/Extensions にコピー
2. ベンダIDが足りないので追加

<key>IOHDAudioCodecVendorID</key>
<string>0x10ecffff 0x10ec0880 0x14f1ffff 0x11d4ffff 0x434dffff 0x8384ffff</string>


でも、0xffff だと全部素通りしそうなものだけど。

Video

VESAではとりあえず出ている。945GM としても認識はされているようだ。しかし完璧とはいいがたい。ときどきカーソルの残像が残ったりする。
何より、ディスプレイサイズが適切に設定されないのが問題だ。DisplayConfigXというので設定するとよいとあったが、あまりちゃんと動いてくれない。そこで SwitchResX をインストール。こんなのでもシェアウェアってのがいかにも Mac。OS のコアが FreeBSD になっても Mac。そりゃそうだ。コアユーザが変化してないのだから、文化もそう簡単には変わらない。

とにかく、出た出た。1366x768。あまり信号マージンとか気にしないで適当に入れるだけでちゃんと出た。

RTC

Mac は UTC、Vista は Localtime、このずれが問題になるみたい。
とりあえず Vista をいじってみたけど。。。

Powr & Battery

インストール直後ではバッテリが認識されない。それではモバイルとしてはやっていけないわけで、直してみる。

http://forum.osx86scene.com/viewtopic.php?f=3&t=2322&p=18193

おお。出た出た。AC を抜いてもちゃんと、変化する。

おやおや、どうやら一度深めに寝ると死んでしまうみたい。雪中行軍みたい。ということで、System Preferences->Energe Saver で Never にするととりあえずは眠らずにすむんだけど。でもモバイルとしてはやっていけないなぁ。

CPU

About this Mac では、Core 2 Soloと誤認識される。
Activity Monitor では、ちゃんとふたつのコアが認識されている。sysctl でも同様ということはとりあえずはちゃんと認識されている。きっと About this mac は識別しているレイヤが違うんだろうな。

でも、Speedstep の有効の仕方がわからない。sysctl で下限を降ってあげればいいのかな。

なぜか type T に OS X をいれてみようかと思い立った

 春先に type T から type T に買い替えて以来、Vista のあまりのへたれ具合に辟易し、かといって Linux にもあまり興味もなくなってた2007年秋、Leopard が発売されたとのことで、これは好機と思いインストールしてみることにした。
 かつては僕も Mac ユーザであったのだけど、Corpland とかの迷走を始めたあたりから急速に興味を無くした。(でもうちには今でも Quadra 700 とか SE/30 が死蔵してたりする。これだけみると筋金入りのマッカーに見えるかもしれないけど、全然そんなことはない。)
 つまり、約10年ぶりの Mac なわけで、ちょっとどきどき、ちょっと不安に思いながらインストールを始めることにした。

Install & Dual Boot

1. ToH RC2 でインストール
2. インストールが終わったら、すかさずコンソールを起動。間に合わなかったらまたCDで起動しなおしだぞ。気力が勝負。

3. /usr/misc/shell.sh VOLNAME
4. chroot /Volumes/VOLNAME
# fdisk -e /dev/rdiskn
y m
として、Vista のパーティション(m)をアクティブにしておく。nmは適当に読み替えるように。
5. vi /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist
Kernel Flags に -legacy を足す。Timeout もつけておく。
Goes like this:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Boot Device</key>
<string>/PCI0@0/PATA@1F,1/PRID@0/@0:2</string>
<key>Kernel</key>
<string>mach_kernel</string>
<key>Kernel Flags</key>
<string>platform=X86PC -legacy</string>
<key>Timeout</key>
<string>10</string>
</dict>
</plist>

6. リブート
7. Vista の CD で復帰の設定
一応、Windows もないとそれなりに困るので、直しておく。
8. ブートの設定
diskpart などで、Leopard のはいったパーティションだけを Active にしておく。
9. 再起動
たぶんこれで、Darwinのブートローダが起動されて、Vista と Leopard が選べるようになるはず。
だめだったら以下を参照してみるとよいかもしれない。
http://www.tech-recipes.com/rx/2461/os_x_triple_booting_xp_vista_osx86_vista_bootloader_chain0_method